■ 怪しい団体の見分け方
執筆 2007/12/13



世の中には、怪しい団体という物がある。

それは、カルト教団であったり、
片寄った思想団体であったりと様々だが、
そういう、人生において全く関わる価値の無い連中を、
事前に見分けて避けることができないものだろうか?




できます。


100%ではないが、かなり高確率で、
彼らの「怪しさ」に事前に気づくテクニックがあるのです。


それは、団体名


団体名を見て、『自分なら恥ずかしくて絶対名乗れない』ような、
妄想と思い上がりと自己満足にあふれた不気味センスを感じたら、
取りあえず警戒しておいて間違いは無い。

そういう名前を付けるということは、そこに集う人間たちが、
妄想と思い上がりと自己満足にあふれた不気味センス
持ち主だという事に他ならないからだ(笑)




かつて、『伝染るんです』(吉田戦車さんの4コマ漫画)で、
メインキャラである「かわうそ」や「カッパくん」たち5名ほどが、
自分たちにチーム名がほしいと言い出したことがあった。

その時に、自分に閉じこもりがちで、時として暴力的なキャラ「かわうそ」が、
ボソリとつぶやいた言葉が 『ハンサム団…』

それを聞いた残りの者たちは、困ったような顔をして
ソワソワと「かわうそ」から視線を外し…


そんな彼らに対して「かわうそ」は、
さらにボソリと 『…なぜ黙る?』




これです。

これこそが、幼児性の強い人間に共通した難点、
『自分を客観視できない』なのです。



例えばあなたは、自分自身のことを、真顔で
「愛の使者」だの「選ばれし民」だのと名乗れますか?

言った瞬間、体中がかゆくなって、床を転がりまわりかねないよね。


でも、それを真顔で言えるような、
脳の中の配線の何本かがすでに焼き切れてしまってたり、
大脳が脳内麻薬で常時タプタプにひたされてしまっている人間
も、
世の中には少数ですがいるのです。

だから、あぁいう団体が数こそ少ないですが存続できる

だから、「うわぁ…」としか言いようのない、
薄ら寒い団体名も名乗れるのです。




しかし、そうと事前に気がついて見回せば、
今まで以上に容易に「危険な臭いのする連中」を見分けられる事でしょう。


異常者集団は地雷です。

地雷を踏んだらサヨウナラ… とまでは言いませんが、
それをできるだけ踏まずに、踏んでも軽傷で逃げだせる、
そんな、自分や家族・友人の身を守れる「目」を養って、
皆が充実した人生を生きていってくれるとうれしいなぁ。





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